【剣盾S17シングル】保険カイオーガもやれるはず-最終1953位/レート1756

ポケモン剣盾ランクマッチ - シーズン17(シングル)で使用したパーティの構築記事です。

はじめに ~弱点保険カイオーガはもっとやれたはず~

最終: 1953位(レート1756)

f:id:rocky_manobi:20210501112436j:plain:w300

f:id:rocky_manobi:20210502232546p:plain:w300

こんにちは!以前のように精神を病むことなく純粋に真剣勝負をエンジョイできたことに自身の成長を感じております、Rockyです。シーズン17最期の禁伝環境お疲れさまでした。

最終3桁という目標こそ達成できなかったものの、自分としては過去一番の手応えを感じることができたシーズンだったので初めての構築記事を書いてみます。最終日途中まで3桁帯で戦えていたので、弱点保険カイオーガという軸自体はワンチャンあったはずという気持ちを表現できればと思います。

スカーフやチョッキの方が強い?分かっています。分かっていますがまずは聞いてください。ギミックライクなお膳立てが必要な割には高確率でワークしていたと思いますし、何より圧倒的火力で相手を制圧していく楽しさがそこにはありました。竜王戦ルールが終わってしまう今、結果で示せないことが残念でなりません。さようなら、すべての禁止伝説ポケモン

(未来に成長した自分が見てワンチャンすらないよ!って思えたならそれはそれで嬉しい)

↓↓本編↓↓

並びと構築経緯

f:id:rocky_manobi:20210429213633j:plain

普通のスカーフカイオーガを使っていて、サンダー/ラプラス/黒バドレックスあたりのダイマックスに負ける試合や、ラッキーやHDナットレイに簡単に止められてしまう試合が多かったので、それすら貫ける型ってなんだろうと思い至ったのが「 HC弱点保険瞑想カイオーガ 」だった。 試運転において、特に切り返しが決まったときの脳汁ドバドバ感が忘れられず、カイオーガの圧倒的火力で相手をすりつぶすお膳立てをするためだけに構築を組みはじめた。

もう少しだけ真面目に書くと、① ヒートロトムを使って対カイオーガ軸でよく選出されるサンダーやラプラスダイマックスを切らせてそれを受け、ダイマ後に威力の弱い電気技をカイオーガに打たせてすべてを破壊する動き ②先発として悪ウーラオスをはじめとする多くの襷持ちを フェローチェ で上から処した後にカイオーガを展開、狩り残しもフェローチェで刈るという動き、と①②の二つが割とよく決まったので軸とした。

多少浪漫が過ぎるかと感じていたが、弱点保険の採用率の低さ(1%)故にまったく警戒されなかったり、スカーフを意識した立ち回りをしてくるので積みやすかったりととても動きやすかった。禁伝環境による構築/選出バリエーションの乏しさから行動をテンプレ化しやすかったことも確実に追い風で、仮に予想外のポケモンが出てきても大体ダイストリームで場外まで吹き飛んでいった。

ちなみにカイオーガ採用のきっかけは画面を横から見ていた息子(4)が気に入ったから。「クジラさんのしっぽ、焼き肉のお肉みたいだね〜」とのこと。確かに焼きやすそうな形をしている。

構築コンセプト

ラプラスもサンダーもウーラオスが居ない構築は存在しないのでそのあたりをメタりつつ、HC弱点保険瞑想カイオーガを通す

具体的には...

  • スカーフしおふき読みの相手のダイマックスに合わせてダイジェット受けヒートロトムを投げてダイマックスをからした後にオーガを展開して一方的に破壊する
  • 有利対面で瞑想を積んで要塞化&誰にも受からない状態を作る
  • 電磁波やエレキネットのS操作でスカーフ持っていないカイオーガでも上を取れるようにする
  • 初手1vs1交換を成立させた後にカイオーガで1.8匹倒す
  • 水受けポケモンの弱い弱点技を餌に弱点保険を発動させる

などなど。ロマンにあふれている。こころなしかメテオビームテッカグヤを使いたくなる気持ちに近い。

個体紹介

カイオーガ

f:id:rocky_manobi:20210502221946g:plain

努力値: H252 C252 D4
性格: ひかえめ
特性: あめふらし
持ち物: じゃくてんほけん
技構成: めいそう/しおふき/冷凍ビーム/かみなり

本構築のエース。圧倒的火力で破壊できるポケモンはすべて破壊する。破壊できないポケモンは積むなり弱点保険で破壊できるようにする。破壊できるようになったポケモンをすべて破壊する。どんな構築でも必ず選出して他のポケモンで全力で接待する。

サンダーのおかげで多くの構築の電気打点がほぼ特殊なので、めいそう1積みでほぼ要塞になった。また、Sを捨ててHに振っているので積まずとも大抵の等倍または不一致弱点技はダイマックスすると2耐えしてくれるので打ち合えば負けなかった。

弱点保険の主な餌としては、ラプラスフリーズドライやかみなり、ポリゴン2の放電、ダイマか壁下か瞑想積み後限定だがサンダーの電気技、レジエレキの電気技、黒バドレックスのダイソウゲン、ホワイトキュレムフリーズドライなどなど。特にラプラスは瞑想も詰めるし弱点保険も発動させてくれるので良いお客さんだった。

もちろん弱点保険特有の、切り返しから相手のダイマックスポケモンをワンパンする事を楽しむこともできる。なんだかんだこの勝ち筋を追っているときが一番楽しい。

Sがないので2匹は貫けても3匹全ては貫くことが難しいので、一匹潰してから展開するか、フェローチェをスイーパーとして控えさせるようにしていた。

クリアスモッグトリトドンは天敵。凍るまで冷凍ビームを打ち続けて、凍ったらねっとうが来るのでそこで積んで、、、なんやかんや勝ったり負けたりした。数が減ってくれたのでまあ良しとしていた。

フェローチェ

f:id:rocky_manobi:20210502222247g:plain

努力値: A4 C252 S252
性格: せっかち
特性: ビーストブースト
持ち物: きあいのタスキ
技構成: インファイト/フェイント/冷凍ビーム/エレキネット

安定の先発&スイーパー要因。死ぬほど初手に呼ぶ襷悪ウーラオスインファイト-フェイントで処したい一方で、トリプルアクセルをゴツメ静電気サンダーに受けられるとやる気が無くなってしまうので両刀とした。先発させることが多いので安定感を重視して氷枠は冷凍ビーム。火力は物足りないがH振りサンダーであれば確定2発。羽休め連打されたら凍るまで打ち続ける覚悟で採用した。

死に際にエレキネットでSを下げて、後続のカイオーガが上を取れるようにする動きも強かった。スカーフウオノラゴンの上を取れるもの大きい。フェーローチェ自体今回初めて使ってみたのだけど、HP1で引いても腐ることが少ないのはとても良い。

余談

環境に最速フェローチェが少ないからか、カイリューが対面からダイジェットを打ってくることが多かった。当然抜かれないので冷凍ビーム二発で鎮めてEasyWinを貰える試合がいくつかあったのも印象的。と、たまに黒バドレックスが選出されないことがあったのはこいつが地獄突きを搭載していると思ってくれたおかげだろうか。

ヒートロトム

f:id:rocky_manobi:20210502222615g:plain

努力値: H252 C114 D76 S68
性格: おだやか
特性: ふゆう
持ち物: オボンのみ
技構成: ひかりのかべ/オーバーヒート/ボルトチェンジ/電磁波

光の壁ヒートロトム。どこかからパクった珠サンダー意識の耐久配分がたまたまラプラスのセンリツ+壁下でストリームを耐え、ザシアンのじゃれつくも2耐えしてくれたので採用。MVP級に活躍してくれたが、もっと耐久に振っても良かったかもしれない。 ラプラス、サンダーのダイマックスをいなして起点化したり、禁伝を壁や電磁波でごまかす役割を担ってくれた。当然ザシアンやゴリランダーに対する引き先としても活躍。インファイトを持っているザシアンに後出しすると何もできないが、その場合は電気打点がないことが確定するので裏からカイオーガを出してダイストリームを打った。

ナットレイ対面で電磁波を打って裏のポケモンに指したりもした。相手のパーティにウオノラゴンが居ると途端に選出しづらくなり、かつ最終日に増殖傾向にあったので辛かった。毎シーズンの事らしいけれどそんなの知らなかったよ。

[おまけ] ラプラスとサンダーのダイマックスのいなし方

VSラプラス

キョダイセンリツに対して受け出し、次のターンのストリームを壁で耐える。その後電磁波を打って退場。死に出しでカイオーガを出して上から瞑想を打つと、カミナリかフリーズドライが飛んでくるのでC3D1段階上昇のカイオーガが誕生して試合が決まる。痺れを引いたらありがたくもう一個めいそうを積む。ラプラスダイマックスを切られた試合は一度も負けなかった。ラプラスは弱点保険持ちが多いのでボルトチェンジは打ってはいけない。

別のラプラスダイマックスのいなし方として、カイオーガで上から瞑想を2回積むことでセンリツとダイサンダーを受けて弱点保険を発動させる方法もあるが、エレキフィールドを張られてしまうと裏から出てきたザシアンのワイルドボルトカイオーガが沈んでしまうのでヒトムに引く運用がより強かった。

VSサンダー

ダイジェットに合わせてヒトムに引く。珠ダイジェットでも2耐えするので次のターンに壁を貼ってオボン発動。3ターン目のダイマ技の裏からボルトチェンジカイオーガを対面させる。 

ナットレイ

f:id:rocky_manobi:20210502223000g:plain

努力値: H252 B4 D252 (最遅)
性格: ずぶとい
特性: 鉄の棘
持ち物: たべのこし
技構成: てっぺき/ボディプレス/やどりぎのタネ/ジャイロボール

ここから補完枠。まずは相手のナットレイがA振りパワーウィップ採用なのかどうかでカイオーガの動かし方が変わるのが面倒くさかったので、ナットレイに強い鉄壁ボディプレス搭載のナットレイを採用した。そもそもカイオーガヒートロトムと相性の良い受けポケモンでありつつ、ナットレイ以外の受けポケモンもある程度ごまかせるのでまぁ必然。

なんか柔らかいなと思ったらHBではなくHDに振っていたことに構築記事を書いている段階で気づいた。その上で正確はB補正。まぁ特殊環境とも言えたのでHDで良かったといえば良かったのだけど、そういうとこやで!

雨下で鉄壁を積むとダルマのフレアドライブも耐えるので強かった。

サンダー

f:id:rocky_manobi:20210502222943g:plain

努力値: H252 B4 D252
性格: おだやか
特性: 静電気
持ち物: ゴツゴツメット
技構成: ほうでん/かいでんぱ/みがわり/はねやすめ

2戦連続でスカーフ水ウーラオスにボコボコにされて発狂したものの解決策がおもいつかなかったので、ザシアンにも運ゲーを仕掛けられるゴツメ静電気サンダーを採用した。調整が面倒だったので特に意味もなく雪原環境で愛用していた特殊アタッカーや受けポケを詰ませるHD型を使った。今思うと本気で意味がわからない。そういうとこやで。

この採用理由なら珠カイリューやらドラパルトやらにしておけば色々解決したかもしれない。サンダーいるよりラプラス出しやすいよね。ガマゲロゲとかも見られるよね。 あ〜、急に後悔が押し寄せてきた。あ〜〜〜あ〜〜〜〜。試したい。でも試せない。あ〜〜〜〜。

ランドロス

f:id:rocky_manobi:20210502222916g:plain

努力値: H4 A252 S252
性格: ようき
特性: 威嚇
持ち物: こだわりスカーフ
技構成: ばかぢから/じしん/とんぼがえり/いわなだれ

物理受けまたは特殊アタッカーの選出を誘導できるという願いも込めて地面枠ランドロス。ホウオウ入に投げる、ムゲンダイナ入に先発させてヤンキープレイングしてワンチャンを狙う、レジエレキとザシアンが両採用されている構築に投げる、以外は見せポケ。

カイオーガがいるおかげであまりスカーフがケアされず、出した試合は結構仕事してくれた。選出すると試合の流れがサイクル戦になりがちで楽しかったのも○。

立ち回り

ダイマックスはカイオーガに切りたいので他のポケモンダイマックスせずに戦う必要があるのが最も癖のあるところ。どう考えても臨機応変ダイマックスできる方が強い。コンセプトなので仕方ないと割り切る。

戦術としては以下再掲。

  • スカーフしおふき読みの相手のダイマックスに合わせてダイジェット受けヒートロトムを投げてダイマックスをからした後にオーガを展開して一方的に破壊する
  • 有利対面で瞑想を積んで要塞化&誰にも受からない状態を作る
  • 電磁波やエレキネットのS操作でスカーフ持っていないカイオーガでも上を取れるようにする
  • 初手1vs1交換を成立させた後にカイオーガで1.8匹倒す
  • 水受けポケモンの弱い弱点技を餌に弱点保険を発動させる

選出

フェローチェ/ヒートロトム(orナットレイ)/カイオーガ

基本選出、というかだいたいこれ。先発のフェローチェが1vs1交換や死に際のエレキネットでs操作したあとにカイオーガを繰り出す。

相手の先発がサンダーの場合は冷凍ビームを打つ。居座りならダイジェットを打ってくるので二撃目に合わせてロトムに引いて壁を展開する。それ以外は適当。打点がない場合はとりあえずエレキネットでSを下げたり、ヒトムに引けるなら引く。

初手襷がマンムーっぽい場合はヒトムではなくナットレイを投げる必要がある。

トリトドンがいる場合もナットレイを投げてお茶を濁した。決着が着かないので絶対に数的有利を取られてはいけない。

サンダー、カイオーガナットレイ

受けよりのパーティに選出。カイオーガの火力で数的有利を取れれば身代わり怪電波サンダーか鉄壁ナットレイで勝ち。

ウーラオスが水に見えたときもこの選出をした。判別は水アタッカーの有無の他に「その構築、黒バドレックス来たらウーラオス以外でどう見るの?」の回答があれば水という感じで判断していた。大体当たった。いや、そもそも大体が悪だったし。

ランドロスヒートロトムorナットレイカイオーガ

ムゲンダイナ入に選出。その心は個別紹介にて述べた。苦しい。

重いポケモン

伝説以外ではガマゲロゲトリトドンラグラージあたりか辛かった。

初手すいすい珠ガマゲロゲに勝ったことはない。せめてカイオーガ対面でダイアースではなくダイソウゲンを撃ってくれまいか。

トリトドンは早い段階で数的有利を取ることに全力を尽して、ナットレイカイオーガで誤魔化していた。死ぬほど重い。あくび持っているやつが居たら絶対勝てないと思っていたけど当たらなかった。

ラグラージはこちら視点ではめちゃくちゃ重いのに選出されないこともあって不思議に思っていた。全面に押し出してステロあくびされるだけで崩壊したのに。未だにわからない。

また、カバルドンは殆ど出てこないけど稀に初手に来てめっちゃ困ってなんどか負けた。スカーフカイオーガだったらどうするつもりやったん?

禁止伝説別の立ち回り

対ザシアン

ヒトムにすべてがかかっている。一発耐えてオーバーヒートで鎮めるか電磁波を入れられたら勝ち。ヒトムを選出しづらいときはサンダーを選出し、フェローチェに打ってくる電光石火に合わせて引いて、51%勝負を仕掛ける。 それ以外はエレキフィールドさえなければカイオーガが一撃耐えてダイストリームで処せるので、そういうシチュエーションに持っていくことを意識した。

構築としてラプザシの試合は一つも落とせない覚悟で望んでいた。フェローチェ、ヒトム、カイオーガの基本選出ができる構築であれば8割以上は勝っていた。終盤にいくにつれて減ってしまったのが残念でならない。

ダイマックス枯らしてくる身代わりザシアンは嫌い。

カイオーガ

どんな型であってもカイオーガで基本的に殴り勝てる。お供のサンダーとナットレイフェローチェとヒトムで誤魔化していた。これも7割位は拾えていた。

対バドレックス(黒)

C1段階上昇までならダイソウゲンを受けてからのダイストリームで切り替えせる。対面ではスカーフを警戒してダイマックスを切ってくれるが、ダイマ状態で対面すると身代わり連打でダイマックスを枯らされてしまうので勝てない。

5割強程度。

ネクロズマ

カイオーガが弱点をつかずとも純粋に殴り勝てる。雨が降るので回復技で詰められることもなく、ヒトムで電磁波を入れてもよし、鉄壁ナットレイで受けてもよしと、構築としては驚異に感じてはいなかった。ただ何故かトリトドンガマゲロゲと一緒にいる構築とよくあたって処理に困った。

対ムゲンダイナ

致命的に弱い上にこちらの構築をみるとだいたい初手に出してくる。わかる。 勝率25%くらいで拾えれば良いと思って戦っていた。

相手が受け構築の場合はスカーフランドロスを先発させる。だいたいエアームドに引いてくるので合わせてカイオーガに交換して、瞑想を積んでなんとかする。先に積んだ状態ならラッキーでも潰せる。スカーフやメテオビーム型であった場合は天災だと思って諦める。そんなに当たらなかった。

対ゼルネアス

致命的に勝てない。数が減ってくれて本当に助かった。ヒトムで壁を貼って、HDナットレイカイオーガで誤魔化すことしかできない。何故か選出されないこともあって驚いたりもした。スカーフカイオーガだと仮定すると見え方が変わる?わからない。

2割も勝てなかった。

ディアルガ

ナットレイでもヒートロトムでも後出しできることが多く安定して戦えた。電磁波が入っていればカイオーガがめいそうを積んで勝ち。フェローチェが後ろにいれば適当にダイストリームなりを打っていれば勝ち。

イベルタル

カイオーガと対面するとスカーフを警戒してダイジェットを積みたがるのでウォール、ストリーム、ウォール(orストリーム) で一応戦える。ダイマックスの嵐を超えればサンダーやナットレイでなんとかできる...のだけど、が、読み違えて死ぬ試合多数。フェローチェを先発させづらくなるのが嫌だった。

勝率は4割程度。

対ホウオウ

ヒトムで電磁波。カイオーガで殴る。ラッキーがいる場合は必ず引いてくるので対面ではめいそうを詰む。ランドロスも投げた。

対ホワイトキュレム

4割くらい

その他
  • 対ルギア:あたった試合はすべて怪電波サンダーで詰ませた。十中八九弱保なので電気技は裏のポケモンにすら打ってはいけない。全然いなかった。負けた記憶もない。
  • ゼクロム:先にダイマを切らせれば勝ち。切っていたら負け。3割。しかたない。
  • 対レシラム:記憶にございません。格好いいよねレシラム。
  • パルキア:記憶にございません。別に格好良くもないよね。

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございました。 記事を書く中でいくつか気づきがあったので、最後にそれを共有して終わります。

構築記事を書く前は僕のプレイングと選出が戦犯だと思っていましたが、改めてまとめてみると補完枠のチョイスが致命的に雑なことに気づきました(遅くね?)。「なぜカイオーガではなくフェローチェから入った!!!」「なぜ襷が予想される相手にダイアイスを打たなかった!!!」などと吠える前に、補完枠をもっとちゃんと調整するなりしていれば結果は上振れたことでしょう。パット見楽しいこと(=対戦)だけをやっていてはいけない。

改めて、軸はイケていたんだと思います(少なくとも今の自分にはそう思えます)。また、禁伝環境による構築/選出バリエーションの乏しさから行動をテンプレ化しやすかったことは、(初代以来)8世代復帰勢の自分にとっても、この構築にとっても確実に追い風でした。先程久々に冠環境で対戦をしたら相手の動きが全く読めない完全なる別ゲームになっていて、それだけに今回結果を出せなかったことが悔しいです。

4桁の構築記事に公共的価値なんてないなどと格好つけている場合ではありませんでした。次また真剣にランクマッチに潜ることがあれば結果に関わらず構築記事は必ず書こうと思います。いや、むしろシーズン中に書いてみるTRYをしたいと思います。3桁目指す勢のみなさんも一緒にやりましょう。

3桁以内が目標ですと言いながら決まったときの脳汁が採用理由というのがこの構築記事最大のツッコミどころなので、次は結果でその辺りをごまかせるようにやっていきたいと思います。

それでは。

追記FAQ

めいそうカイオーガ使うならゼルネアス使えば?

並びを見た段階で積んでくるのが見え見えで、ザシアン辛い時点で流石に使う気になれませんでした。それからどうやってダイマックスアドベンチャーでゼルネアスに勝つのかを教えてください。ゲットできないです。